ぼくの好きな、喫茶店。<渋谷・茶亭 羽當>
- aoimegane
- 2018年4月21日
- 読了時間: 4分
できることなら喫茶店のテーブルになりたい、おがわです。
今回は、渋谷駅から徒歩5分、茶亭 羽當(サテイハトウと読みます)。

「喫茶店好きな人」よりも、もしかすると「ブルーボトルコーヒー」が好きな方によく知られているかもしれない、このお店。
ブルーボトルコーヒー創業者、ジェームズ・フリーマンは、かつて日本の純喫茶を巡り、このお店の一杯のコーヒーに衝撃を受け、日本の喫茶文化に惚れ込んだそうです。
オーナーバリスタが一杯にかける熱意や姿勢、その抽出時の立ち居振る舞い、工程を「見せる化」するという手法は、本国のお店の運営にも応用しているほど。
このあたりは日本で、清澄白河に一号店をオープンする際、さまざまなインタビュー記事にでも書かれています。

ブルーボトルの思い出話を、少しだけ。
ぼくも一端のコーヒー好きとして、当時からめちゃくちゃ気になっていました。
2013年年初、たまたまにたまたまが重なり、ニューヨーク出張に行った際、隙間時間を見つけて(というか無理やり時間を作って)お店にいきました。
たしかあそこはロックフェラーセンター店だった気がする。
通勤する地元の人たちに混じってコーヒーを書いました。
あと、抽出器具とかいろいろ、朝から1万円くらい使った気がします笑。
英語はまったく得意でないのだけれど、好きな洋服を買う時と、コーヒーを頼む時には海外でも物怖じせず、オーダーができるのがおがわの特殊能力です。ちなみにその時の仕事は、日本語で乗り切りました。
その後、ブルーボトルは、2015年にアメリカ国外初の店舗として、日本に出店。
今やこんなに国内でも店舗があります。どんだけ日本が大好きなんだよ、ジェームズおじさん。
さて、そんなわけで今回ご紹介する喫茶店は、ブルーボトル・・ではなく、
なにがすごいかって、とにかく、その立地。
渋谷駅を出て、明治通りを渡って北へ。ラコステの角を右に入るとすぐ。
思っている以上に早く着きます。
渋谷って、疲れるんですよね。
若い人多いし、音がうるさいし、みんな自分のことしか考えてないし、スクランブル交差点は写真撮るし、呼吸するだけでエネルギー吸い取られるようで、もう、、いやなの。
また、後日ご紹介しますが、この渋谷って街は、同心円状に駅を離れていくと素敵なお店が多いんです。飲食店は特に、若い人が来ないような立地に特に。
そういう意味では、かなり挑戦的な立地にあります。
なので僕はここを目指すというよりは、渋谷で一人疲れたらオアシス的な感じでいつもふらっと立ち寄ることにしています。いえ、足が勝手に向かっています。
もはや、この立地を伝えることだけでも、ほぼ目的の半分は達成したとも言えます。

それと、実はメニューも多い。
表面はドリンク類。
裏面には、ケーキなどはもちろん、クロックムッシュなどの小腹満たせる系メニューも。
渋谷のランチって混むは、高いわ、迷うわで、なかなか満足度が高い経験がないのですが、
コーヒーのレベルやサイドメニュー、空間、香りも含めた総合点で、はるかに全渋谷ランチ系を凌駕してまいります。

おすすめメニューは、オ・レ・グラッセ。
綺麗な二層のドリンク。コーヒーの苦さと、ミルクのほのかな甘さが絶妙にマッチしたドリンク。
いわば、コーヒーカクテルだと思って、グラスを傾けてもらえればよいかと。(*アルコールではありません)
なかなか飲めるお店が少ないので、貴重です。

また、一人or二人であればカウンターに座ることを激しく推奨します。
女性の方や、お子さん連れなど、コーヒーが苦手な場合は、カフェオレ(温)も個人的には好きなので、おすすめですよ。カウンター越しにカフェオレの淹れる姿もとても素敵です。うっとり。
お客さんの雰囲気に合ったコーヒーカップで提供してくれます。(地味だけどうれしい)


毎回違うのかと思いきや、僕の場合は、割と青とか寒色系が多いです。
たぶん、メガネが青いから笑。よほどの青好きじゃないと、青いメガネなんかかけないもんね。
とまあ、今回は、
知ってる人にとっては、教えたくないお店筆頭上位。
知らない人にとっては、存在すら知らないであろう名店のご紹介でした。
あ、最後に、喫茶店の中での僕にとっては、
お香みたいなもんなので気にならないのですが、
喫煙可ですので、そこはご愛嬌!
こんな感じで、毎度毎度好きな喫茶店を紹介していきます。
そして、読んだ方が、明日すぐにでも、むりなく行けるような場所にあるお店を中心にご紹介します。
みなさんの喫茶LIFEが少しでも幸せになりますように。
それでは!
2018.4.17 コーヒーのことを想フ@江古田
<紹介の喫茶店>
<これを書いた喫茶店>
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